日本ファーネス、アクスルに出資−電動車両向けモーターで新規開拓

日本ファーネス工業は、アクスル(東京都中央区、宮城和良社長、03・3664・0652)に資本参加し、電動車両向けなどモーター関連分野で新規事業開拓を進める。
数年後に高効率・高出力モーター利用したユニットを販売する計画。
さらに超電導を利用したモーター開発を進める。
10月末にアクスルに1億円を出資、発行済み株式の33・3%を取得し連結子会社化する。
アクスルの開発したモーターは永久磁石と電磁石を組み合わせ、モーター効率を従来の20%程度から90%まで高めたのが特徴。
このモーターを電動アシスト自転車に利用し、走行距離を大幅に伸ばした製品を05年2?3月をめどに投入する。
さらに春には走行距離60?70キロメートルと従来車の2倍程度の長距離走行が可能な電動バイクを投入する予定。
数年後をめどに超電導技術を応用した電動バイクの商品化を目指す。