家庭生ごみ:再生資源で活用へ 醗酵させガス燃料 環境省

 一般家庭から容器包装を含む「生活ごみ」は1日平均743グラム排出され、そのうち生ごみは重量で約4割、容積で約1割を占める。家電や容器包装、自動車などを対象に各種リサイクル制度の整備が進む中、家庭の生ごみを再生資源として活用することは、同省が進める3R政策(リデュース=ごみの減量▽リユース=商品の再使用▽リサイクル=再生利用)の中で懸案となっていた。
 このため同省は、生ごみを発酵させメタンガスを回収する、バイオマスエネルギーとしての活用などを視野に、具体的な活用策や導入時の問題点、さらに消費者や処理業者、国や自治体の役割などについて専門家に議論してもらうことを決めた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20050922k0000m040139000c.html